金属板加工におけるドリルと切削油の役割

この巨大なドリルマシンは厚みのある金属板に穴空け加工をする大型の機械です。ドリルにかけているのは切削油。切削油とは、金属の切削加工、特にドリル穴あけ時に使用される潤滑油剤のことです。

切削油は、潤滑、冷却、抗溶着、洗浄、錆止めなどの効果を持ち、加工時の摩擦や熱を抑制し、工具寿命の延長や材料の変形等を防ぎ、加工精度の向上に役立っています。

加工している金属板の長さは１メートル以上あります。