• 井上ヒーター株式会社 社名

プレートフィンヒーターの構造および特長

プレートフィンヒーターの仕組みは、チューブ内にスチーム、熱媒油、温水などの熱媒体を流し、チューブ外面と差し込んだフィン(放熱板)に低温のガス体を当てて熱交換させるものです。プレートフィンクーラーも原理は同じですが、クーラーの場合、チューブ内に冷却水、ブライン、冷媒液などを入れ、高温のガス体を冷却させます。

プレートフィンヒーターの構造図


 

熱膨張対策
プレートフィン

ヒータータイプの熱交換器では、フィンチューブ内に流れる液媒体の熱でフィンチューブが伸縮し、ケーシングとの縁が切れる場合があります。 そうした熱膨張対策として、弊社では独自のノズル部飾り板をご用意しています。 気密性が必要な際にはグランドシールやベローズを用いて気密性を保たせることができます。

ヘッダー
プレートフィン

ヘッダー部は、カバーと管板の溶接構造でできており、クーラー等ではボルト締め構造もできます。
ヘッダーカバーは高圧にも十分耐えられる構造です。
管板の孔加工(ピッチ及び孔径)には、特に最大限の注意を払い、加工しています。

 

プレートフィン

フィンチューブ

フィンチューブを弊社では「プレートフィン」と呼称しています。薄板のコイル材をプレス加工し、チューブへの密着度を高めた形状にして、1枚ずつ圧入しています。また、弊社創業時に考案しましたチューブの配列(格子配列)は、異物が留まりにくく、エネルギーの変換ロスが少ないと、高い評価を得ています。

プレートフィン

整流板

ヘッダーを収めたケーシング内にガス体を通過させると、フィンチューブ全体へのガス体の流れが悪くなり、熱交換の効率が落ちます。そのため整流板を用い、フィンチューブへガス体を的確に誘導しています。
写真右@が取り付け前の状態、左Aが整流板を取り付けた状態です。

 

プレートフィン

ケーシング

箱状にプレス加工され、熱、および静圧による変形等に十分耐えうる構造となっています。静圧の低い場合は、ボルト締め構造、高い場合は溶接構造とし、ガスの漏洩防止に留意しています。又、静圧が高い場合には、全同溶接構造のケーシングを使用しております。

 

プレートフィン

プレートフィンコイルの種類

IHCプレートフィンコイルは、伝熱効率を最大限に発揮できるように設計しています。 薄板(t0.3)のフィン材(AL、SUS、SPCC、等)に専用のプレス機にて、 伝熱効率を上げるよう、特殊加工されたフィンをチューブに圧入(差し込み)。このときフィンとチューブの密着度について特に留意しています。

プレートフィン

プレートフィンヒーターの一例

お客様の用途に応じ、さまざまなタイプのプレートフィンヒーターを製作しています。写真の大型ヒーターは、乾燥設備の一部としてサイロ内に組み込まれます。